1983年 茨城県に生まれる。
高校卒業後、京都伝統工芸大学校(現名称) にて、仏像彫刻を学び、 卒業後、渡邊木版にて摺師の修行を積む。
2012年に独立。
約8年のキャリアを持ち、摺師として高い技巧を有してきている。
渡邊木版は川瀬巴水に代表される新版画の版元であり、新版画において用いられる多くのぼかし、かすれの技法を習得している。本作品における、金・プラチナの散布、固着の摺り技法は彼の提案によるものである。伝統技法に加え、新しい技法にも積極的に取り組む新世代の摺師である。
文化庁の無形文化財選定保存技術に認定されている職人。
・東京伝統木版画工芸協同組合員